朝の日光

こんなに簡単!日光浴で自律神経改善の6つの秘訣

日光浴と自律神経

あなたは最近、しっかりと日光を浴びた事がありますか?

「紫外線から身を守ろう」と良く耳にするように、とにかく悪者にされがちな日光ですが実は全く浴びないのは不健康の元でした。

ここでは「日光浴と自律神経」の関係から「浴びるタイミングや時間」についてもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1.自律神経には体内リズムが大事

入浴時間心身ともに健康に過ごすには自律神経がバランス良く働くことが大事ということはもうご存知ですよね。分からない人は「自律神経失調症とは/4つの原因と改善法」をどうぞ。

その自律神経が整うための一つに「体内リズム」がきちんと働いている事が挙げられます。

そうは言っても現代の生活では仕事に遊びにスマホにと、何かと夜型生活の人が多いものです。すると眠るときまで交感神経(興奮モード)が強く働くのでどうしても眠りが浅くなります。その結果身体の回復が進まないので、疲れをリセットできないまま朝がやってきて「身体がだるい・重い・痛い・なかなか起きれない」となってしまうのです‥。

さらにその反動で昼間に副交感神経(休息モード)が強まるので、「眠気がくる・ボーっとして集中力がなくなる・イライラする」などと仕事にも支障が出てきてしまいます。

ではこの体内リズムを整えるためにはどうすれば良いのでしょうか?

2.日光浴が自律神経を整える

自律神経を整える方法簡単なのは「日光を浴びる」こと。「日光を浴びると身体が起きる」というイメージは湧きますよね。

体内リズムや自律神経が乱れると、昼間なのに身体は寝ているのか起きているのかハッキリしない状態になります。そして夜になるとそのまま「曖昧な睡眠」になってしまうんです。

このメリハリのない体内リズムを身体が起きるべき時に起こそう!というのが「朝の日光浴」です。

また朝に日光を浴びると身体が目覚めるだけでなく、約15時間後に眠くなるホルモンを分泌してくれます。つまり夜にきちんと眠くなる(副交感神経が働く)ということです。

こうして体内リズムが整い、自律神経が正しく働くことで、昼間はスッキリ活動的に過ごせ、夜はゆったりと睡眠で体を回復する事ができるのです。

3.自律神経に良い「日光浴のタイミング」

初めの日光刺激から14~16時間後に睡眠を促すホルモンが分泌されるので、寝る時間から逆算すると「早朝の日光が一番効果的」という事ですね。

電気が発明される前の人間は「日の出で目覚め・日没後は眠りに向かう」という生活をしていたはずです。現代ではそのような生活は難しいですが、この早朝の日光浴によって「身体本来のリズム」を取り戻す事ができるのです。

そのためには朝起きたらまず日光を浴びてください。時間が無ければベランダに出て浴びたり、ちょっと外に出て浴びるだけでもいいでしょう。できれば日光を浴びながらの散歩やウォーキングならば相乗効果でさらにおすすめです。「朝の散歩は効果的/自律神経も整う4つのメリット」

4.日光浴は「自律神経以外にも良い」

原因を説明早朝に日光を浴びると良いのは「スッキリ目覚め」と「夜の睡眠導入」の二つの効果があるからでした。でもそれは昼間は浴びなくてもよいという事ではありません。

日光浴で得られる4つの効果/浴びない人は損をする?!」に書いてありますが、日光を浴びる事で色んな良い効果が生じます。(※浴びすぎは皮膚へ悪影響を及ぼすので要注意)

例えば「ビタミンD」は日光を浴びることで体内で生成されます。これが不足するとカルシウム吸収がうまくできなくなるので「子供なら骨の成長障害・成人(特に老人)なら骨粗鬆症」になるリスクが高まります。さらにビタミンDは記憶力維持に効果的なので「認知症予防」にも良いとも言われるほどです。

他にも日射量が少ない地域ほど「消化器系ガン」が多いという報告や、日光を浴びると心を穏やかにするホルモン「セロトニン」が分泌されるという事も分かっています。

5.日光を浴びる時間

日差しが強ければ「一日に約15~30分」肌全体の3~4割を日光にさらすことを目安にしてみましょう。これを週に3日以上と意識してみて下さい。(日差しが穏やか・曇りの場合はもう少し長めを意識)

窓から入ってくる日光でも効果はありますが、やはり直接浴びる場合よりも効果は半減します。日頃デスクワークの人は「家の中・乗り物で移動・オフィスでの仕事」とどうしても日光を浴びる時間が少なくなりがちです。

「ちょっと早起きしてウォーキングする・会社の一駅手前で降りて歩く・昼休みに散歩する」など少し工夫をして日光に当たる時間を増やしてみてくださいね。

6.夜は「やさしい照明」が自律神経に良い

夜の照明夕方から夜にかけては日光のように強い光は逆効果。交感神経(活動モード)が活発になり「眠りの妨げ」になります。

パソコン・スマホはなるべく触らないようにして、蛍光灯やテレビもほどほどに切り上げ、オレンジ色の電球や間接照明の中で過ごすようにしてください。

毎日のちょっとした心掛けで自律神経が整って健やかに過ごせると良いですね。

「日光浴で自律神経改善」まとめ

自律神経を整えて喜ぶ女性上記のポイントを意識した生活を送れば少しずつですがカラダは変わっていきます。さきに紹介した「日光の効果」ページにも目を通して理解しておくと良いでしょう。

また更に健康的になりたい人は「つらい不調もこれで改善!自律神経を整える12の方法」をご覧ください。

私たち人間のカラダは「太陽の光」があってこそ本来の機能が働きだすように出来ています。

あなたも日光を浴びることで自律神経を整え、毎日を健やかに過ごせるようにしてくださいね。

※当記事は私見であり医学的根拠を保証するものではありません。情報の活用は自己責任にてお願い致します。

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