タバコと自律神経

「タバコと自律神経」禁煙した方が良い3つの理由

1.タバコと自律神経の関係

1-1.中毒症状が「ストレス」に

たばこを吸う人は皆さん「たばこを吸うとリラックスできて落ち着く」「一服すると集中力が増す」と感じるのではないでしょうか。しかしこれは『まやかしのリラックス』にすぎず、それどころか依存が強まる程にストレスが溜まっていくことが分かっています。

実際に化学物質によって自律神経が刺激されるので、吸ったその時だけはリラックスした気持ちになると思いますが、それ以外の時間は中毒症状により『イライラ』を感じ続けるので、常にストレスを感じている状態になってしまいます。

すると交感神経優位(興奮モード)が続くので、結果的に身体は休まらず回復・修復ができないのです。

1-2.末梢血管が収縮し「血行不良」に

血流タバコに含まれるニコチンの作用で末梢血管が収縮します。簡単に言うと「血管が狭くなり、血液の流れが悪くなる」のです。

私たちは口からの食事によって栄養を摂って生きていますが、これを各組織に運んでいるのは血液です。つまり「血行障害」が起きると栄養が全身に届かなくなってしまいます。そして溜まった疲労物質もそこに留まったままです。

すると身体は回復できないので「なんかいつまでも疲れが取れないな‥」となりますよね。また「痛み・ケガの回復」も遅くなるので、肉体的にも精神的にもストレスを溜め込んでしまうのです。これでは交感神経優位にならざるを得ません‥。

1-3.様々な「病気の元」に

タバコは病気の元皆さんご存知の通りタバコは肺などの呼吸器系を障害するので『ガン』発生率を増大させますよね‥。

でもそれだけではありません。先ほど説明した血行障害によって「動脈硬化」を引き起こして「心筋梗塞・脳梗塞」などの原因にもなります。

またカラダの毒素を浄化する役割を持つのが「腎臓」ですが、ニコチンの毒素は非常に強いために腎臓は働き詰めになってしまいます。これでは腎臓も疲れて、だんだんと浄化しきれなくなった毒素が体内に回り始めます。

こんなにカラダに負担を掛けていては、カラダは「ストレス」を感じ続けています。これでは自律神経が乱れてしまうのも当然ですよね。

2.禁煙で自律神経を改善

禁煙で自律神経改善たばこを吸っていると自律神経失調症への影響だけでなく、ケガや痛みの改善にも悪影響がある事が分かりましたね。他にも「冷え性・高血圧・生理不順」など様々な不調に悪影響を及ぼすタバコは『百害あって一利なし』です。

とはいえ中毒になっている人は、いきなり禁煙するとそのストレスによってイライラして余計に自律神経が乱れる事にもなりかねません。まずは半分くらいを目指し、慣れてきたらまた減らしていくなど自分にあった方法を見つけるのが良いでしょう。※もちろん意志の強い人は一度に禁煙してしまうのがベストですが‥。

3.「タバコと自律神経」まとめ

自律神経を整えて喜ぶ女性禁煙以外にも自律神経を整える方法は沢山あります。しかし他のものはストレスを感じない程度に取り組んでいけばOKですが、禁煙だけは依存症状があるので別です。

初めはかなりストレスがあるでしょう。それでも断固たる気持ちで減らしていかなければならないのは、心身にとって「強い毒」だからです。

「自律神経を整える/体質改善のための12の方法」を読んで、イライラを少しでも緩和しながら禁煙に取り組んでいってくださいね。

あなたやあなたの家族がタバコと決別し、健やかな毎日を過ごされることを願っております。

※当記事は私見ですので、情報の活用は自己責任にてお願い致します。

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