自律神経失調症/子供の症状

子供の自律神経失調症/7つの症状と改善方法

1.自律神経失調症/子供の症状

1-1.自律神経失調症とは

「手を曲げる」「足を上げる」といった自分の意識でできるものとは違い、「血液を流す」「消化・吸収」といった自分の意識では行えないカラダの機能をコントロールしてくれているのが「自律神経」です。

その自律神経には「交換神経」と「副交感神経」という2つがあり、この両者の間を行ったり来たりする事でバランスを取りながらON-OFFの調節をしてくれています。

活動時には「交感神経」が優位になります。すると心拍・呼吸・血圧などを上昇させて「緊張やストレス」と闘えるように「カラダを興奮」させます。つまりエネルギーを消費する時間ですね。

また休息時には「副交感神経」が優位になります。心拍や血圧などはおさまり、反対に内臓の働き・食欲・睡眠など「カラダを回復」に向かわせる時間になります。

こうしてバランスを取りながら健康を保っているんですね。ところが何らかの原因で自律神経が乱れる(もしくは弱まる)とカラダの様々な機能が上手く働かなくなります。その結果現れる不調が「自律神経失調症」という訳です。

1-2.子供は自律神経がまだ未発達

子供はカラダの大きさだけではなく、その機能もまだまだ発達途中ですが、それでも子供も自律神経によってカラダを健康に保っています。

ところが発達途中の自律神経では「負担」が掛かると簡単に乱れてしまう事があります。また大人でもそうですが、元々の体質として自律神経の調節機能が弱い子供もいるのです。

つまり子供でも自律神経失調症になり得るという事ですね…。

1-3.子供に出やすい症状お答えします

  • 便秘・下痢
  • 冷え性・火照り
  • めまい・立ちくらみ・貧血
  • 頭痛
  • 眠りが浅い・目覚めが悪い
  • 肩こり・首こり・筋肉がガチガチに硬い
  • 冷え性・暑くても汗が出ない

これらの症状が子供に多いとされる自律神経失調症です。一度病院で検査を受け、それでも特に異常がない場合は自律神経失調症を疑ったほうが良いかもしれませんね。

2.子供の自律神経失調症「その症状の原因」

2-1.運動不足

子供子供の体力低下が指摘されていますが、これも自律神経を乱す原因の一つです。本来は運動することで心拍が上がったり、循環が良くなったり、筋肉が育っていく事がカラダにとって良い刺激になります。

あなたもグータラした連休が続くと返ってカラダが疲れてしまったという経験があるのでは?

何事もメリハリが必要です。

2-2.ハード過ぎる運動

子供にはハード過ぎる運動「えっ、運動が良いんじゃないの?」と思われるかも知れませんね‥。

たしかに適度な運動は薬ですが、やり過ぎは禁物です。大人顔負けのハードな練習を続ける子供もいますが、それは子供の未発達なカラダには負担が大きすぎます。

もちろん平気な子もいるでしょうが、平気ではない子もいるんです。

オーバーワークは自律神経失調症の症状を招く「原因」の一つ。あまり厳しすぎる練習は控えて下さいね。

2-3.テレビ・ゲーム・スマホ

スマホ・パソコン現代っ子から切っても切り離せないものがテレビ・ゲーム・スマホですよね。パソコン仕事の人は分かると思いますが「長時間同じ姿勢」で「画面を見続ける」とかなり疲れてしまいます。

また夜遅くまで光刺激を与えると自律神経が興奮するので、身体が「休息モード」に切り替わりません。これでは眠りも浅くなりますし、自律神経も乱れます。

さらには電磁波の影響も見過ごせません。すぐに体調が悪くなるものではありませんが、外国では電磁波の多い地域でガン発生率が増大したという報告もあるくらいです。

人間の脳や神経も全て電気信号で動いているもの。自律神経も電磁波によって誤作動を起こしてもなんら不思議ではありません。

元気な子には心配しなくても良いかも知れませんが、自律神経失調症になる子は元々影響を受けやすい体質かもしれないので気に掛けてあげ下さいね。

2-4.姿勢不良

姿勢を整体これは先ほどのスマホ・ゲームに加え、勉強中の姿勢も関係しています。前屈み・うつむき姿勢の作業が多いと、どうしても顔・肩が前に出てきてしまい、それに合わせて腰・背中は丸くなってきます。

俗にいう「猫背」というものですね。猫背の弊害は山ほどあるのでここでは省略しますが、一つだけ言うと人の頭はボーリングの球ほどの重さがあります。あなたもボーリングで投げる前は肘から手首を真っすぐ立てて、その上に球を載せますよね。これを「球を傾けた状態」で持ち続ける事を想像してみて下さい、もの凄く疲れませんか?

猫背とはこんな状態です。これが一日中、毎日毎日続くとどれだけの「ストレス」でしょう…。肩も首も背中も腰も下半身までもガチガチに硬くなってきます。あなたのお子さんにも心当たりがあるならば、触って確認してみてはいかがでしょうか。

2-5.生活習慣

生活リズムの乱れ習い事や部活から帰ってくるのが遅いうえにそこからまたゲーム・スマホ・テレビに夢中。またはまじめに勉強をしている子もいるでしょう。どちらにせよ心配なのは子供の寝る時間が遅くなってきている事です。

これでは身体を休める「副交感神経」優位の時間が少なくなりだんだん自律神経も疲労していきます。

そして朝ごはんもチョロっとしか食べないようでは身体がしっかり目覚めないので、学校でも集中できずにボーっとするのです。

他にも「朝日を浴びているか」「湯船には浸かっているか」など見ていけば色々ありますが、生活習慣の乱れは自律神経の乱れと直結しています。

3.子供の自律神経失調症「症状の改善」

3-1.適度な運動

散歩で気分転換適度な運動は「姿勢を支える筋肉」も発達させ、「血液循環」も良くし、「気持ち」も晴れやかにしてくれます。

とはいえ日頃全く運動していない子供に突然レベルの高い運動はさせないで下さいね。ウォーキングくらいでも充分ですしキャッチボールや公園のアスレチックでも良いでしょう。まずは簡単な事から運動習慣をつけましょう。

3-2.バランスの良い食事

食事に3色+2の栄養を食事が自律神経に直接関係ある訳ではないですが、やはり身体は食べた物の栄養でできています。

出来合いの「惣菜」や「冷凍食品」ばかりでは元気な体にはなれません。また「ご飯と肉」ばかりの料理でもビタミンやミネラルが不足するので身体の機能は上手く働けません。

健康なカラダは「健康的な食事」から。カラダが元気な方が自律神経の働きが良くなるのは言うまでもありません。

添加物だらけや肉と糖質ばかりの食事から、和食を中心としたバランスの良い食事にする事です。親御さんは大変かと思いますが、大切なお子さんの為に頑張ってみて下さいね。

3-3.習い事を減らす

学校が終わってからも「塾」だ「ピアノ」だ「ダンス」だ「野球」だと習い事に通う子供は多いですよね。最近は親御さんも熱心な人が多く、頑張る事自体は良い事なのですが、自律神経失調症になる子は「負担を抱え過ぎ」なケースが良く見られます。

本来ヒトは「朝日とともに活動を初め、日が沈むと休む」という生活を続けてきました。毎日朝学校に行ってから夜遅くまでエネルギーを使い続けても大丈夫なようには設計されていないんです。

好きな事や将来のために頑張るのは素敵な事ですが、それで体調を崩していたら元も子もありません。一度見直してみて下さいね。

3-4.姿勢不良(歪み)を正す

先に説明しましたが姿勢不良はカラダにストレスを与え続けます。また「足を組む・女の子座り・片肘をつく・片足に重心を掛けて立つ・いつも同じ向きで寝る・首こり・頭痛」などはありませんか?

これは簡単な「歪みのサイン」ですが、「姿勢不良」と「歪み」はセットになってカラダに「ストレス」を与え続けます。

ところが姿勢不良や歪みは自分では分からないので治しようがありませんよね。そこで信頼できる整体などプロを頼る事をおすすめします。ただし強い刺激は自律神経には良くないので、決してバキバキ矯正やゴリゴリマッサージなどではない事をホームページで確認してください。

3-5.親の過干渉はないですか?

熱心な親御さんには申し上げにくい事ですが、親からの「期待」や「心配」などの愛情が、「干渉され過ぎるストレス」になっている場合があります。

私にも子供がいますので「心配」なのも「期待」するのも少しは分かるつもりですが、それが重荷になる子も中には居るという事です。また親の「不安」や「いら立ち」は子供に伝わります。

もちろん最善を尽くしてあげる事は大事ですが、時には「どーん」と構えて見守る勇気も必要です。

4.「自律神経失調症/子供の症状」まとめ

子供の自律神経失調症の症状4-1.「ストレスを減らす」という事

ここまで沢山解説してきましたが一貫してお伝えしてきたのは「精神的」なものや「カラダに掛かる負担」も含めての『ストレスを減らす』という事です。

交換神経優位(興奮状態)が続くために自律神経失調症の症状が現れる事が多いのですが、その原因であるストレスを沢山抱えたままでは例えどんな「薬・治療」でも中々良くなりません。

ここでの記事を参考に、子供の身体に掛かるストレスを減らしていって下さい。

4-2.自律神経を整える方法

また直接自律神経を整える方法は色々あります。

「自律神経を整える体質改善のための12の方法」にそれぞれが記してあるので、参考にしてみて下さい。

自分の子はもちろんですが、当整体に来られる子供が元気になった「笑顔」を見ると子供は宝だなとつくづく思います。あなたのお子さんも子供らしい笑顔で元気に過ごされる事を願っております。

また他にも自律神経失調症には様々な症状があるので、心配な人は一度「自律神経失調症の11症状/こんな不調まで?」に目を通しておくと良いかもしれませんね。

※当記事は私見であり、医学的効果を保証するものではありません。情報の活用は自己責任にてお願い致します。

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