自律神経失調症

ストレートネックによる自律神経失調症/その理由と3つの改善法

ストレートネック 自律神経失調症

自律神経失調症と一言で言っても、頭痛・めまい・動悸などの「身体的不調」に加え、不眠やうつなどの「精神的不調」まで来たしてしまう恐ろしいもの。

そして実はその原因の一つにストレートネックがありました。

この記事ではまず「自律神経失調症」と「ストレートネック」について分かりやすく説明し「ストレートネックと自律神経の関連性」から「ストレートネック矯正法」「自律神経を整える方法」までご紹介。これできっとあなたの不安も解消されるはずですよ。

1.自律神経失調症

自律神経失調症とは1-1.「自律神経」の役割

私たちが自分の意志で「腕を上げる・歩く・しゃがむ」などと身体を動かせるのは「運動神経」があるからです。これに対して「血液を流そう・内臓を動かそう」といった身体の中の機能については意識して働かせる事はできず、勝手にコントロールしてくれている神経があります。

それが「自律神経」です。

この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という2つがあり、正反対の役割を持つこの2つがバランスを取る事で「オン・オフ」の切り替えができて健康を保っていられるのです。

(1)交換神経

この神経は主に「オン」の時間に働きます。昼間の活動時・緊張時・ストレスを受けている時などですね。

血圧が高まり、心拍数も増え、筋肉はこわ張ります。これだけ聞いてもカラダは緊張状態という事が分かりますよね。そのぶん内臓の働きや疲労回復にはエネルギーが回りません。

つまり『活動する』ための機能が優先され、『修復や回復は後回し』の時間になります。

(2)副交感神経

こちらは反対に「オフ」の時間に働きます。夜の時間帯になると作用が強くなり、ピークは睡眠時ですが、お風呂に浸かっている時や、食事中などリラックスしている時に主に働きます。

交感神経とは反対の作用があり、心拍数は落ち着き、血管も拡張し、筋肉も緩みます。そのぶん内臓の働きは活発になり、消化吸収・老廃物排出・疲労回復・損傷の治癒などが促進されます。

つまり『リラックスモード』にする事で、身体も気持ちも『回復させる時間』という事ですね。

1-2.自律神経失調症とは

歪み改善「交感神経」と「副交感神経」とは0%から100%に完全に切り替わる訳ではありません。例えば仕事に集中している時は「交感80:副交感20」、寝ている時は「交感90:副交感10」というように状況に合わせて上手くバランスを取りながら健康状態を維持しているのです。

しかし何かしらの原因によってこのバランスが崩れると「疲れているのに眠れない‥」「仕事中なのにやる気が出ない‥」というように身体のリズムが狂ってきます。このリズムが狂った状態というのは「ON・OFFスイッチ」が上手く切り替えられないだけですが、恐いのはこの状態が継続する事でスイッチの切り替えだけでなく自律神経(交感・副交感)のパワー自体が減少してくるのです。

すると自律神経によってコントロールされていた身体の機能が狂い始め、「不眠症・めまい・頭痛・動悸・内臓不調・うつ」など様々な不調が現れます。

これが『自律神経失調症』です。つまり自律神経の働きが弱ることで、体にも心にも様々な不調をきたしてしまう状態をいいます。

2.ストレートネックとは

2-1.真っすぐになるとクッションが効かない

ストレートネックのイラスト人間の背骨はS字カーブをしていて、バネのように荷重や衝撃を和らげながらカラダを支えています。その延長上にある首(頚椎)ももちろん湾曲しているのが本来の姿ですが、このカーブが無くなり、頚椎の並びが真っすぐになってしまった状態をストレートネックと呼びます。

真っすぐになった頚椎では「バネのようなクッション」が効かないので首に掛かる荷重・衝撃を緩和できません。すると本来なら何ともないような些細な負担でも、繰り返し掛かる事によって大きな負担となってしまうのです。

2-2.まだある「ストレートネックによる負担」

猫背女性さらにもう一つ負担を増大させている状況が「傾いた軸」です。

ほとんどのストレートネックに共通する姿勢が「顔が前に出ている」という事。そして人間の頭は約5キロもあり、これは「ボーリングの11ポンド球」とイメージすると分かりやすいでしょうか。

つまり人はボーリングの球を首に乗っけて生活しているようなものなのです。

これが「垂直な軸」の上に乗っかっている時はそれほど負担は大きくありませんが、ストレートネックの人は「この11ポンド球が前に傾いて落ちそう」な状態がいつも続いています。

これを常に支えている首の筋肉や骨格への負担はいかほどでしょうか。想像するだけで疲れてしまいそうですね。

3.ストレートネックによって自律神経失調症になる理由

3-1.ストレートネックによる負担が「ストレス」に

首マッサージ前述のとおり「ストレートネック状態」では大きな負担が体に掛かっているので、肩こり・頭痛・首痛などの身体的疲労が常にカラダにある状態です。そしてそれに加えて「歪み」が生じている場合も多く見られます。

頚椎は大事な神経が通る「繊細な箇所」であり、頭と直結する「大事な箇所」なので、ここが歪むと「自律神経の司令塔である脳」にも悪影響を及ぼす事もあり得るでしょう。

このようにストレートネックの人はカラダが常に「コリ・疲労感・居心地の悪さ」を感じていますが、これは物凄いストレスとなって自律神経失調症へと常がるのです。

3-2.「継続したストレス環境」では自律神経が失調する

ストレートネックからくる自律神経失調症「ストレスを感じている時は交感神経が働く」という事と「ストレートネックの人は身体にストレスを飼っている状態」だという事が分かったはずです。

という事はストレートネック状態では常に交感神経が優位になりがちという事。交感神経優位では心拍数や血圧が上昇し、筋肉が強張り、「カラダは興奮」している状態なのでエネルギーを消費するばかりです。これが続くと疲れたカラダを「回復・修復する時間がない」ので体も心もどんどん疲弊していきます。

もちろん人によって程度に差があるので断定はできませんが、それでもこのようにストレートネックと自律神経失調症には深い関連性があるのです。

4.ストレートネック矯正で自律神経失調症対策

ストレッチでストレートネック改善まずは寝ながら簡単に取り組めるのがタオル枕によるストレートネック矯正です。「バスタオル枕で簡単!ストレートネック矯正4つのポイント」

さらに「ストレートネック改善ストレッチ/かんたんで効果的な4つの方法」に記してあるストレッチを行うとストレートネックだけでなく、その根本にある姿勢改善にも有効です。

自律神経を直接整えるだけでなく、そのストレスの元になっている自分のカラダ自体を変えることも自律神経失調症に有効なはずですよ。

興味のある人は他のストレートネック矯正法を紹介したページもありますが、まずはこれくらいから始めると良いでしょう。

5.自律神経失調症を改善する方法

リハビリで改善した人自律神経失調症を改善したいのならばストレートネック矯正だけよりも「自律神経自体を整える方法」も同時に行うほうがより効果的です。

なぜなら自律神経を乱れさせる小さな要因はいくつもあり、あなたも生活の中で自ら自律神経に悪影響を与えている可能性が高いからです。

例えば「質の良い睡眠」を取れているのか。「効果的なお風呂の浸かり方」が出来ているのか。「腹式呼吸か胸式呼吸か」。「カフェイン」を摂り過ぎていないか。など何気なく過ごしている日常にも小さな危険が一杯です。

自律神経を整える/体質改善のための12の方法」にてそれぞれを分かりやすく解説してあります。一度に全部を改める事は難しいですが、自分に合っていそうなものを一つ二つからでも生活に取れ入れながら「ストレートネック矯正」と同時に取り組んで下さいね。

※本稿は私見であり医学的根拠を保証するものではありませんので、情報活用は自己責任にてお願い致します。

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