冷房病対策

冷房病とは/その症状と4つの対策

冷房病 対策

毎年夏になるとオフィスでも家庭でも「冷房を効かせて快適に過ごす」というのが当たり前になっていると思います。私自身も暑すぎは苦手なのでクーラーは手放せません‥。

しかし冷房による冷え過ぎや、繰り返される外気との温度差は、身体にとって大きな負担となってしまうんです。

あなたも「冷房病」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。実際にそんな病気は無いものの「冷房による冷えからくる様々な不調の総称」として使われています。

ここではそんな冷房病から身を守るために、「冷房病の症状」や「冷房病から不調に至るメカニズム」そして「冷房病対策」まで解説していくのでぜひ参考にしてみて下さい。

1.対策すべき「冷房病の症状」

冷房病の症状あなたも夏になると、冷房が効いた部屋にいて「頭痛」がしたり、冷えた室内に入った瞬間や反対に暑い外に出た瞬間に「めまい」や「ふらつき」を感じたりした事があるのではないでしょうか?

さらに上記以外にも、関係ないと思っていた身体の不調も実は冷房病だったなんて事も多いので、次に挙げるものに心当たりのある人は冷房対策を考えたほうが良いでしょう。

  • 食欲不振や下痢などの消化器障害
  • イライラや集中力散漫
  • 眠りが浅い・寝付きが悪い
  • 全身のだるさ・疲れやすい
  • 肩こり・腰痛などの体の痛み
  • 肌荒れ・生理不順
  • 風邪や食あたりになりやすい

これらは冷房の弊害によって自律神経が乱れたために起きているのかもしれません。※詳しくは「自律神経失調症とは/4つの原因と改善法」をご覧下さい。一年のうちで特に夏から初秋にかけてこうした不調が現れやすい人は冷房病である可能性が高いので、特に対策をした方が良いでしょう。

2.冷房病とは「自律神経の乱れ」

原因を説明暑い季節になると体内の熱を外に逃がそうとして副交感神経が働きます。ところがクーラーで体が冷えすぎると、反対に体温を逃がさないように交感神経が働くのです。

交感神経が働き続けているということは、その分だけ体にストレスが掛かり続けているということ。この状態が続くと次第に自律神経にダメージが蓄積し、体温調節が上手にできなくなってしまいます。

例えばクーラーの効いた室から猛暑の街に出た時や、逆に暑い外から冷房の効いた部屋に戻ってきた時に感じる「めまい」や「ふらつき」がその一つです。身体が急激な温度差についていけないのですね。

そして恐いのは「クーラーの効いた部屋」と「猛暑の外」との行き来を繰り返していると、自律神経が「アクセル」を踏めばいいのか「ブレーキ」を踏めばいいのか混乱してしまう事です。

自律神経は「体温調節」だけでなく「血流・胃腸の働き・ホルモン分泌・精神の安定」など身体の様々な機能をコントロールしているので、これらが乱れると色々な不調が現れるのは当然ですよね‥。

3.冷房病から「カラダを守る対策」

3-1.冷房の温度設定

冷房の温度設定まずは冷房との付き合い方を見直してみましょう。設定温度は25~28度くらいが良いとされていますが「部屋の大きさ・外気温・エアコンの能力」にもよるので、設定温度を決めたとしても室温が一律になるとは限りません。

基本は「寒い」と感じない温度を意識しておけば良いですが、温度とは別に注意しなければいけないのが「風」です。

エアコンからの風に直接当たると体温が急速に奪われます。風向きをコントロールし、吹き出す冷気に当たらないように工夫しましょう。

とはいえ外回りから帰った直後やお風呂上りなどはクーラーの前で涼みたいのが心情ですよね‥。しかし汗をかいている時は急激に身体が冷えるので、さらに自律神経を乱す原因にもなり得ます。

最近のエアコンはドライ機能でもかなり優れているので、「少し冷えるなぁ」という時はドライに切り替えることも対策の一つですよ。

3-2.入浴で血流改善

入浴の効果夏はただでさえ暑いから「湯船につかるなんて考えられない‥」という人が多いでしょう。しかし体の表面は暑い感じがしても、実は冷房によって「体の芯は冷えている」状態なので血流が滞っています。

入浴すると温まるだけでなく、水圧によっても血行・リンパなどが流れるので代謝も良くなります。

さらにはぬるま湯にゆっくり浸かることで体も気持ちもリラックスして副交感神経(休息モード)が働きですので、冷房病対策には欠かせないものですね。※詳しくは「効果的な入浴法/自律神経も整う5つのポイント」のページに書いてあります。

3-3.夏だけど防寒対策

冷房対策で手袋自宅と違ってオフィスでは、クーラーの温度や風向きを勝手に設定できない場合もありますよね。そういう時は自分で自分の体を守るほかありません。

例えば冷房病対策に膝掛けをしている女性はいると思います。しかしそれだけでは足りない程に冷えている事も多いので、他にも腹巻(薄手のもでもOK)・レッグウォーマー・ハイネックなど色々なグッズで冷房病対策をしましょう。もちろん男性もですよ‥。

3-4.温かい食事

温かい食事夏場はどうしても「ソーメンや冷やし中華」などの冷たい物を食べたくなり、水分補給にも「冷たいお茶」、おやつには「アイス」など冷たい物のフルコースになってしまいがち。

ところがほとんどの場所ではクーラーが効いているので、これでは身体を内からも外からも冷やす事になってしまいます。クーラーで冷えている自覚がある人はもちろん、冷え過ぎとは感じていなくて「なんだか夏バテするなぁ」と思う人はぜひ温かいものを食べるようにしましょう。もちろん飲み物もです。

そして物理的に温かいものを食べるだけではなく、できれば「体を中から温める食品」を食べるようにしてください。例えばショウガ・ニンニク・タマネギ・カボチャ・など他にも沢山ある「根菜類」や、腸内環境が改善されて代謝が良くなる「発酵食品」などです。(詳しくは食事のページに記してあります)

すると夏バテ特有の食欲不振や全身のだるさが少しずつ楽になってくるはずなので結果的に冷房病対策になるはずです。初めのうちは少量からでも良いので温かいものを取るようにしてくださいね。

4.「冷房病 対策」まとめ

夏になると「どうも体調が悪いんだよな‥」となる人は、この記事を読んで改めて納得する事が多かったのではないでしょうか。

「自律神経の乱れ」はジワジワと積み重なっていくので、すぐに重い症状が現れる訳ではありません。しかしその分気付かないうちにドンドン悪化していき、不調が出た時には「さぁ大変‥」となっている事が多いもの。

「自分のカラダは自分で守る」そんな気持ちを持って対策に取り組んで下さい。

また直接的に冷房病対策するだけでなく、乱れた自律神経そのものを整えるとカラダは「内側から元気」になります。興味のある人は「自律神経を整える/体質改善のための12の方法」をどうぞ。

「暑い外気」と「寒い室内」の寒暖差に負けないカラダを作り、あなたが健やかに過ごされる事を願っております。

※当記事は私見であり効果を保証するものではありません。情報の活用は自己責任でお願い致します。

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