病院での坐骨神経痛治療

病院での坐骨神経痛6つの治療/その効果とは?

坐骨神経痛「病院での治療」

お尻や太ももなどに痛みやしびれが現れた人は坐骨神経痛を疑い、まずは病院を受診する事を考えるはずです。

この記事では病院では一体どのような治療をするのかを一般的な観点から紹介し、また病院では坐骨神経痛が良くならなかった場合の根本改善への道しるべまでご紹介。

1.病院での治療

治療1.内服薬

坐骨神経痛に薬で治療

坐骨神経痛で病院に掛かると、治療のファーストチョイスの一つとして内服薬があるのではないでしょうか。逆に言えば、しっかりとした効果のある薬は医師の処方箋が無ければ手に入りません。

以下に紹介するのは一般的に考えられるものですので、あなた個人に対して何が処方されるかは病院でご確認下さいね。

(1)消炎鎮痛剤

いわゆる「痛み止め」のことで、痛みと炎症を同時に抑えます。副作用の少ない非ステロイド性の鎮痛剤が用いられることが多いようです。

(2)筋弛緩剤

筋肉がこわばったままだと痛みを感じやすいので、その筋緊張をやわらげるための薬です。

(3)血管拡張剤

痛みによって、もしくは様々な要因によって悪くなった血流を改善することで痛みをやわらげる効果があるとされています。

(4)ビタミンB12

これは薬というよりかは栄養素ですが、傷ついた末梢神経を修復し神経機能を安定させるために出されるようです。

治療2.物理療法

マッサージや腰周辺を温めることで筋肉の緊張を緩和させ、血流も促進させて機能回復を図る治療法です。病院では理学療法士などによって行われる坐骨神経痛治療です。

また症状をやわらげるために牽引治療を行う場合もあるようです。

治療3.装具

病院で出されたコルセットを装着することで腰を安定させ、坐骨神経痛の出る姿勢にならないようにする治療です。

そのぶん腰の動きは制限されて腰を支える筋力が落ちるので、長期間の使用ではなく症状の強い期間限定にしたほうが良いでしょう。

治療4.運動

痛みやしびれが強いうちはまず安静第一ですが、坐骨神経痛がある程度軽くなってから行われる治療です。

体操やストレッチなどで筋肉や関節の緊張を取り除くものですが、しっかりとした運動プログラムを組める病院は少ないかもしれません。

治療5.神経ブロック注射

坐骨神経痛にブロック注射病院で神経や神経周辺に注射を打ち、麻酔を投与して痛みやしびれを遮断する治療です。

一時的には坐骨神経痛が軽くなる場合が多いようですが、あくまでも一過性の治療だと理解しておいた方が良いでしょう。

治療6.手術

坐骨神経痛に手術通常病院では上記の方法によって坐骨神経痛の治療が行われるようですが、数か月続けても結果が芳しくなく、また日常生活に支障を来たすレベルの場合は手術も検討されるようです。

さらに排尿・排便障害などの強い神経麻痺が見られる場合も手術を検討されるでしょう。

2.病院の治療では坐骨神経痛が治らない人は

坐骨神経痛が治らない病院での坐骨神経痛治療によって症状が良くなれば良いですが、そうはならずに痛みやしびれに苦しんだままの人が沢山いますよね。

それは病院での治療は主に「痛みやしびれへの対処」にしか過ぎないからです。といってもその治療を否定する訳ではありません。人間の体には元々自己修復力が備わっているので、痛みやしびれを誤魔化しているうちに治ってしまうこともあるからです。

とはいえその自己修復力よりも負担のほうが大きくなったからこそ身体に異常が生じ、その結果として坐骨神経痛が現れたのですから、その大きくなり過ぎた負担を改善してあげなければ中々治らないのが実際のところです‥。

という事でどうしてそんなに身体への負担が大きくなったのかその原因を簡単に知ることから始めましょう。

2-1.根本原因を知ろう

坐骨神経痛の原因そもそも坐骨神経とは腰椎から始まり、骨盤・お尻・太ももの裏側・足先まで走る人体最大の神経です。

そして主にこの腰椎や骨盤周辺において神経が圧迫される事で、その先の坐骨神経に痛みやしびれが現れると言われています。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などですね。「ヘルニアによる坐骨神経痛/その違いと3つの治し方」

しかし実際には検査では異常がないにも関わらず強い坐骨神経痛があったり、反対にヘルニアがハッキリと写っていても痛みやしびれが無い人もいるのです。また手術をしてヘルニアや狭窄症を取り除いても痛みやしびれが取れない人も沢山います。

ところが私たちはそんな原因不明の坐骨神経痛を整体技術で沢山改善してきました。そしてそれができたのは「カラダの歪み」を整えたからです。

つまりこの「カラダの歪み」こそが病院の治療では治らなかった坐骨神経痛の根本原因といっても過言ではありません。もちろん歪み矯正だけでは良くならない坐骨神経痛もありますが、それでもあなたの坐骨神経痛を改善するヒントになるかもしれませんよ。詳しくは「坐骨神経の原因/その症状と4つの根本原因」をどうぞ。

2-2.自分でできるストレッチから

病院でもストレッチや体操を教えてくれる所もありますが、そこまで運動やストレッチに詳しい病院は多くはないでしょう。

そこで「坐骨神経痛に効くストレッチ/治療にも予防にもなる6つの方法」にておすすめするストレッチを行えば痛みやしびれを緩和する効果があり、またコツコツ続けることで自己修復力の向上にも繋がります。もちろんすぐに結果がでるものではありませんが、身体を変えるつもりで取り組んで下さいね。

※痛みやしびれが強い場合は無理をせず、医師の判断を仰いでください。

2-3.頼りになる整体

もしも病院の治療でも坐骨神経痛が治らず、自分でストレッチに取り組んでも良くならなかった場合には整体院をおすすめします。

とは言っても沢山ある整体院の技術レベルはピンからキリまで様々です。もちろんリラクゼーションではお門違いですが、症状改善を謳うところでも技術差が大きいのが現状です。

そこで「坐骨神経痛に効果のある整体・ない整体/6つの判断基準とは」の記事にて、当整体が実際にどのようにして坐骨神経痛を改善に導いているのか説明し、整体院選びの際の判断基準を紹介してあるのでヒントにしてみて下さいね。

3.坐骨神経痛、病院の治療まとめ

坐骨神経痛を生じるものには重篤な疾患もあるので、痛みやしびれ等の異常を感じた場合まずは病院を受診される事をお勧めします。

そしてきちんと対処してもらって症状が消え、そのままずっと症状が現れなければそれに越した事はありません。

しかし病院でしばらく治療を続けても治らなかった場合や、再発を繰り返す場合は一度「根本改善」を考えたほうが良いかもしれませんね。

※本稿は私見であり医学的根拠を保証するものではありませんので、情報活用は自己責任にてお願い致します。

そしてこれを読まれたあなたが坐骨神経痛に苦しむことのない毎日を取り戻される事を願っております。

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