なぜ治らない?間違いだらけのシンスプリント対策5つ

「好きなスポーツを思いっきり楽しみたい」
「大事な試合が近いのに思うように練習できない」

シンプリントのせいでこのような悩みを持つ人は本当に多く、あなたもそんな不安を抱える一人なのではないでしょうか。

そしてシンスプリントをこじらせている人に多いのが「自己流の対策をしているけれど全然治らない」という事です。

なんとか良くしたい‥。早く全力でプレーがしたい‥。今度の試合で少しでも力を出せるように‥。という思いは私自身痛いほど分かります。しかし自分で調べたり教わった対策を続けているのに治らないのであれば、その対策を続けても今後も効果は期待できないかもしれません。

また中には効果が無いだけでなく「逆効果になる対策」もあるので、せっかく続けていた対策によってシンスプリントがこじれていたという事にもなり兼ねません。

もしあなたが下記のシンスプリント対策をしているのであればやめる勇気も必要かもしれませんよ。また最後には改善への道しるべも紹介しておくのでぜひ参考にしてくださいね。

1.治らないシンスプリントはその対策のせい!?

1-1.マッサージ・電気・鍼

マッサージ・電気・鍼は刺激が強いので「効いた~」となりますよね。しかし現実として効果が出ていない事が多く、あなたもそうなのではないでしょうか?

なぜなら刺激が強すぎて、「効いた~」という感覚はそっくりそのまま筋肉への負担へとなるからです。

例えばマッサージといえば家族にやってもらったりお店に行ったりと誰しもが馴染みのあるものですが、実はこれも強いと逆効果のおそれがあります。

強めにぎゅうぎゅう押すと一時的に緩んだ感じがしてスッキリしますよね。しかし強い刺激に対してカラダは本能的に身を守ろうとするので、その刺激を繰り返すと徐々に組織は硬くなります。つまり筋肉が硬くなり本来の弾力性を失うという事です。

この筋肉の硬さはシンスプリントには致命的なので、詳しくは「シンスプリント『本当の原因』はこの2つ」をご覧ください。またこの刺激は電気や鍼にも言える事なので気を付けて下さいね。

ただし実際にこれらの刺激でその場は楽になる人もいるので、そういう人は試合の前などに頼ってみるのもアリかもしれません。

シンスプリントマッサージは「それは逆効果?シンスプリントへのマッサージ5つの注意点」を参考に。

1-2.アイシング

ケガや痛みに対しては最もポピュラーな対策の一つかもしれませんね。整形でも「しばらく冷やしてください」と言われるのが一般的です。

しかしあくまでもアイシングの効果は、

  • 炎症を抑える
  • 神経を鈍くして痛みを緩和する

ことです。決してアイシングによって「組織が治癒する訳ではない」というのは頭に置いておく必要があります。

痛めたばかりのケガや、使い過ぎた直後に熱を持った患部にはアイシングが効果的ですが、普段のケアとして行う必要はありません。それどころか普段は温めたほうが血流や代謝が良くなり、損傷した組織は修復されやすいのです。

1-3.サポーター

サポーターの主な役割は治療ではなく「痛みの緩和」や「筋力のサポート」だという事はご存知ですよね。

しかしそのデメリットについては目を向けていないのではないでしょうか。

それはサポーターを着けた状態で競技や練習を続けると「自分自身の筋肉は退化してしまう」という事です。

筋力は身体を支える源。その筋力が低下してしまうとバランスが悪くなったり歪みが生じたりして、長い目でみると余計にシンスプリントを悪化させてしまいます。

実際には「ここぞという時」の大事な試合やそれに向けての練習ではサポーターに助けてもらう事もあります。しかしサポーターに頼って常用するのではなく、サポーター無しでもやっていけるように完治を目指すほうが「痛みのない全力プレー」への近道だということは頭に入れておいて下さいね。

サポーターの選び方やデメリットについては「シンスプリント用サポーターの効果とデメリット」を参考に。

1-4.テーピング

テーピング競技用に強く圧迫したり、強く引っ張ったテーピングもサポーターと同じです。

治療用に血流が良くなるようなテーピングであれば問題ありませんが、固定・圧迫・引っ張りのためのテーピングを常用しながら無理を続けるとシンスプリント悪化に繋がるのです。

テーピングは「大事な時の補助」という考えに留め、常用ではなくテーピング無しでも競技ができる状態を目指して改善していきましょう。

テーピングについての詳しい説明は「シンスプリントに効果なし?テーピングの巻き方と3つの意味」に書いてあります。

1-5.ストレッチ

ストレッチストレッチはやり方によってはもちろん良い効果もありますし、またその人の筋肉バランスによって「やった方が良い箇所」と「やらない方が良い箇所」もあります。

そして過度のストレッチ(伸ばし過ぎ)は強い刺激と同じように、カラダの防御反応で筋肉を硬くさせる事もあるのです。

さらに筋肉は伸ばし過ぎると「発揮できる力が落ちる」というデメリットもあります。ストレッチによって力が出せない筋肉が生じると、シンスプリント部分の筋肉がそれを補って頑張ることにも‥。

このようにストレッチもやり方によっては毒にも薬にもなり得ます。詳しくは「シンスプリントに効果的なストレッチ方法/3つの意識と5つの部位」に書いてありますが、シンスプリントで痛みがある時には自己流ストレッチは控えたほうが良いでしょう。

2.シンスプリント対策の第一歩は「原因を知ること」

原因を説明ここまで紹介してきたシンスプリント対策をしていて治っていないのであれば、それはやはり間違っている可能性が高いのではないでしょうか。

なぜならそのほとんどが「その場しのぎ」であって、シンスプリントが改善に向かうための対策ではないから。

「その場しのぎ」は本当に大事な場面を乗り切るためには必要かも知れませんが、きちんと治して良いパフォーマンスをする為の方法ではないはずです。

シンスプリントによる痛みを改善し、完治に向かうにははまずその原因を知ることが第一歩目です。

先に紹介した原因の記事を参考にして頂いて、今まで治らなかったシンスプリントを改善するための「道しるべ」になる事を心から願っています。

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