オスグッドの手術後

オスグッドの手術とは/その前に確認すべき3つのこと

オスグッドの手術

「病院で手術をすすめられたけど、何とか手術なしでオスグッドを治したい」「成長期の間は治らないなら、手術した方が治りが早いのかな」

あなたもこのようにオスグッドが重症化してしまい、選択肢の一つとして手術まで考えているのではないでしょうか。

もちろん手術するしかないケースもあるかもしれませんが、ほとんどのオスグッドは手術などせずに治るものです。ここでは「オスグッドとはどんな状態なのか」から「それをどうやって手術するのか」「手術する事で生じるリスク」「手術なしのオスグッド改善方法」までご紹介していきます。

1.オスグッドの手術について

1-1.手術がすすめられるケース

オスグッドになると膝下に痛みが現れたり、膝下の骨が出っ張ってきたりしますよね。この膝下の骨には太もも筋肉が付着していて、オスグッドにはこの「太ももの筋肉」が大きく関わっているんです。

なぜならほとんどの運動時にはこの太ももの筋肉が働く(収縮する)からです。筋肉が収縮するとその付着部も必ず引っ張られるのですが、この時に太ももの筋肉が硬く縮んでいると余計に付着部である骨を引っ張ってしまいます。

するとその牽引力に耐え切れなくなった骨が炎症を起こして痛みを出したり、引っ張られ続けた骨が出っ張ってきますが、ここまでは通常のオスグッドです。

ところがこの状態が進行すると骨が剥がれ、剥がれた骨が癒合(くっ付いて治ること)しなかった場合は遊離骨片(浮いたままの骨)となってしまい、状態が悪いと手術をすすめられるかもしれません。

1-2.手術の概要

現在はオスグッドへ手術を行うことは珍しいですが、やはりこの遊離骨片がある場合は手術をすすめられる事が多いようです。その場合は「剥がれて遊離したままの骨を摘出(取り出す)する」という手術が行われます。

また遊離骨片は無くてもあまりにも痛みがひどい場合や、骨の出っ張りを無くしたい場合なども手術をする場合があるようです。その際は「飛び出した膝下の骨を削って平らにする」という手術が行われます。

2.オスグッド手術後に起こり得る3つのリスク

オスグッド手術後のリハビリ

2-1.手術後も「膝が痛む」

勇気を出して手術をする一番の理由は「痛みが辛いから」ですよね。

しかし残念ながら手術後も痛みが取れない場合があり、この痛みは手術の際に切った組織が「癒着」を起こすからだと考えられます。※癒着=切った組織は自己修復によって自然回復しますが、この過程で本来は離れている組織同志までくっついてしまう事

メスを入れるという事はこのような後遺症もあるのです。

また、オスグッドになってしまった「根本原因」が残ったままでは、同じ負担が膝に掛かり続けます。この原因が無くならない限りは痛み続けるケースもあり得ます。あなたがオスグッドになった本当の理由は「オスグッドの原因/病院では教えてくれない4つの要素」をご覧ください。

2-2.手術後の「パフォーマンス低下」

手術後は必ず「筋力低下」を起こすので、その周辺は弱くなってしまいます。またかばっているうちに「身体の重心」や「骨格」がわずかにズレてしまいます。

こうして「カラダに歪み」が染み付いてしまうと身体の軸が取れなくなりボディバランスが悪くなります。すると痛みが取れたとしても、競技でのパフォーマンスは悪くなってしまうのです。

よくプロなどでも一流選手がケガをし、「ケガ自体は治ったにも関わらず、以前のプレーには程遠い選手」になってしまう事を目にした事があるのではないでしょうか。

これもケガや手術によって身体が歪んでしまった事が大きく影響しています。手術後こそ患部や痛みのケアだけでなく身体全体を整えてあげる事が重要です。

2-3.手術後の「リハビリ期間」

手術後のリハビリには個人差はあるものの、基本2~3カ月程度の期間が必要だと言われています。

当然ですよね。手術後は切った部分の治癒に始まり、傷が回復した後は筋力低下を戻さなければいけません。このリハビリをしっかり行わないと柔軟性や筋力が戻らず、他の部分を故障してしまう原因にもなります。

そしてもちろんですが、どれだけリハビリを頑張ったとしても完全に100%元通りになる事はありません‥。

あなたが病院で「オスグッドは成長痛だから長引くかも」と言われ、「手術をすれば早くスポーツ復帰ができる」と考えているのであれば考え直した方が良いでしょう。

3.手術をしなくても回復するには

股関節痛が治った人大きく骨が剥がれてしまった場合や、剥がれた骨が小さくても遊離して神経に触れる場合など、手術をした方が良い場合もあるでしょう。

それでも「痛み」と「その骨片」が関係無い事も考えられます。例えばヘルニアの手術において、飛び出して神経を圧迫していたはずのヘルニアを切除したにも関わらず、その後も変わらず痛み・しびれが取れないというのは沢山ある話です。

同じように手術後も痛みの取れないオスグッドもあるでしょうし、逆に手術しなくても膝に負担をかけていた「根本原因」を改善すれば痛みが解消していく場合もあります。

こればかりはあなたのオスグッドがどのような状況なのか分からないのでハッキリとは言えません。しかし手術をするという事は上記のようなリスクも同時に抱えるという事です。それならばまずは手術せずとも改善できる道を探してみてはいかがでしょうか。

4.【手術に頼らない】オスグッド根本改善

オスグッドの治療風景骨が剥がれたなどの重症なオスグッドでなければ、その根本原因を取り除くことで早期改善もあり得ます。また重症化したオスグッドでも手術なしでの改善も大いにあり得ます。

そのためにはレントゲンなどの映像に写るものではなく「骨格のズレ」や「筋肉のバランス」「重心・姿勢」などの「カラダの歪み」を判断でき、それを的確に矯正できる整体・治療院に行く事が必要です。

と言っても電気を当てたり、バキボキ矯正したり、むやみなマッサージでは治るはずもないので、きちんとした技術を持つ先生を探してください。その整体探しのヒントは「オスグッド治療5つの方法/プロの本音とは」に記してあります。

あなたが手術をせずともオスグッドの悩みから解放される事を願っております。

※当記事は私見であり医学的根拠を保証するものではありませんので、情報活用は自己責任にてお願い致します。また必ずお医者さんと相談した上での選択をお願い致します。

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