アキレス腱の痛みの原因

アキレス腱の痛み/4つの原因をプロが解説

アキレス腱の痛みの原因

アキレス腱は「荷重」や「衝撃」など負担の掛かりやすい部分なので痛める人も多く、なかなか治らないのもその特徴の一つです。しかし本当に的確な治療ができていないから治っていかないケースも沢山あるので、きちんと原因を知ればどういう治療や対処をしていけば良いのかが分かるはず。またアキレス腱断裂の予防については「アキレス腱断裂/その原因と7つの予防方法」に書いてあります。

この記事ではそんなアキレス腱の痛みの「原因」を、実際に改善に導いてきたプロの目線でからご紹介。これであなたの悩みも解消されるはずですよ。

1.アキレス腱の痛みが「ランニング中」や「朝」に多い原因

ランニング中のアキレス腱の痛みアキレス腱の痛みがランニングなどのスポーツ時に出やすいのは当然ですが、実は朝起きた時に痛みを感じる人もいます。

ランニング中の痛みはまさに負担が掛かり過ぎてすでにアキレス腱が悲鳴をあげている証拠なので、我慢してランニングを続けるのは痛みの原因を増長させる事になります。

これに対してランニング中は温まっているから痛みを感じない人もいますが、それでも根本原因が存在していると負担は蓄積していきます。そして睡眠中は長時間カラダが動かないので筋肉も腱も関節も固まり、朝が一番カチコチの状態です。この弾力性が無い状態で動き始めると傷んでいる腱繊維が引っ張られるので朝に痛みを感じるのです。

またアキレス腱の痛みはランニングによる疲労だけで起こるわけではありません。ふつうに生活しているだけなのに段々痛みが強くなっていく人もいますが、そんな人は原因が根深いおそれがあるのでこの記事を読んでしっかりをケアをして下さいね。

アキレス腱周囲炎と言われた人は「アキレス腱周囲炎/その原因と5つの治療法」をどうぞ。

2.アキレス腱の痛み「根本原因」

痛みの原因は「使い過ぎ」や「疲労過多」という事はだれでも分かると思います。ではあなたよりも沢山走っているのにアキレス腱が痛くならない人がいるのは何故でしょうか?さらには生活の中で歩いているだけなのに痛くなる人もいるのはなぜでしょうか?

その答えは以下に順に説明していきますね。

2-1.姿勢(フォーム)不良

姿勢の悪さ

フリーメディカルイラスト図鑑参照

あなたがランニングで痛めたにしろ普通の生活で痛めたにしろ「姿勢が悪い」ことが原因の一つに挙げられます。

多くの場合は「猫背」のように顔が前に出て、肩も前に出て、背中が丸くなり、骨盤も丸くなっています。

人間の身体は長い進化の果てに「立って動くのに効率の良い体」を手に入れました。それは「骨盤が立っていて」その上に「背骨から頭がほぼ同一線上」に乗っている時に無駄なく力が発揮されるのです。

この全身の土台は「骨盤」ですが、アキレス腱を痛める人の多くはこの骨盤が丸く傾いているためにお尻や体幹の大きな筋肉が働きません。

試しに「おへそをのぞき込むように骨盤を丸めた状態」にしてその場で駆け足をしてみるとアキレス腱など末端の負担を強く感じるはずです。反対に「股関節を引き込むように骨盤を立てた状態」で駆け足するとお尻が働くのでアキレス腱への負担が少ないのが分かりますよね。交互にやると更に分かりやすいかも知れませんね。

そしてこれは歩いているだけでも同じです。普通の生活だけでアキレス腱の痛みが出た人もこうした原因によって負担過多になっている場合がほとんどです。

2-2.骨格の歪み

人間の背骨「骨格」というのも本来の位置で積み重なってこそ無駄なく体を支えていられます。ところがここに歪みが生じると途端に負担が発生するのです。

人の身体も「重力に逆らって立つ構造物」なんです。正確には違うかもしれませんが「骨格という構造物を筋肉が動かしている」とイメージした方が分かりやすいはず。

建物でも歪みがあるとヒビが入ったり、立て付けが悪くなったり、地震で崩れやすくなったりしますよね。人もこれと同じく歪みがあると支えが悪くなるので、そのぶん関節に負担が掛かったり、筋肉が頑張って支えなければいけません。

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉から踵の骨を「繋ぐ繊維」なのでまさに歪みによって負担が掛かる部分という事になります。

また歪みがあると正しい姿勢やフォームを保ちづらくなりアキレス腱の痛みの原因になります。

2-3.筋肉の硬さ

筋肉の硬さ先ほどチラッと言いましたが「腱」とは「筋肉を骨に付着させるための仲介部分」です。「筋肉の端っこ」が硬いヒモ状になったとイメージして下さい。

そしてアキレス腱とは「ふくらはぎの筋肉の端っこ」で、カカトの骨に付着しています。

このふくらはぎの筋肉は負担過多になると硬く縮んでしまいますが、ここで想像して欲しいのが「腱」の事です。腱の片側は骨に固定されているので、筋肉が縮むともう片側から引っ張られて腱は伸ばされてしまいますよね。

つまり伸びきった状態で一歩一歩の衝撃に耐えなければいけないので、この負担が繰り返される事でアキレス腱の痛みの原因になるのです。

2-4.重心の異常

重心バランス重心の位置など意識したこともない人もいると思いますが、この重心の異常も見逃せないアキレス腱痛の原因の一つです。

また実際に試しで、立った状態から少し身体を前に傾けてみて下さい。するとつま先に重心が掛かり、ふくらはぎやアキレス腱が張ってくるのが分かるはず。

もちろんそこまで極端には傾きませんが、それでも姿勢不良や歪みと合わせてこの「重心の位置」も気付かぬうちにズレてしまい、それがアキレス腱の痛みの原因となるのです。

3.アキレス腱の痛み「原因を改善」

アキレス腱の痛み解消上記の原因は複合して発生する事で悪循環が生まれます。

そこで「アキレス腱の痛みにおすすめの5つの対処法」にて自分でできるケアを記しておくので、これにコツコツ取り組む事でアキレス腱の痛みが改善されていくはずです。またプロである整体院に頼る際のヒントも一緒に記してあるので、これを読んで痛みのない日常やスポーツ活動を取り戻して下さいね。

※本稿は私見であり医学的根拠を保証するものではありませんので、情報活用は自己責任にてお願い致します。

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