足底腱膜炎の症状

足の裏が痛い/足底腱膜炎かも知れない6つ症状

「足の裏が痛いけど、こんな事初めてだし、周りに聞いても誰もいないし‥」

なんとなく『足底腱膜炎』という見当がついたけど、どんなものかよく分からないし、どうしたら良いのかも分からない。これでは不安は消えませんよね。

でも足裏のトラブルを抱える人はあなた以外にも沢山いて、実際は足底腱膜炎である事が多いのも事実。

その症状は一言でいうと「足の裏が痛い」ことですが、その痛みは「ズキズキと疼く・鈍痛が続く・朝起きた時に痛い・歩く時に痛い・ジッとしていても痛い」など人それぞれです。このように痛みの出る箇所や痛む動作が一人一人違うので、ネットで調べても大まかな症状しか載っていないのが現状です。

しかし当整体では多くの足底腱膜炎の人を見てくる中で、その痛みには共通のパターンがある事が分かりました。そしてここでは9割以上の足底腱膜炎に当てはまる代表的な6つの症状を紹介していきます。

いくつも当てはまればそれだけ可能性が高いですが、1つだとしても充分に足底腱膜炎のおそれがあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。※あくまでも私見ですので自己責任にてお読み下さい。また痛みが出たらまずは病院に行かれる事をおすすめします。

1.足底腱膜炎5つの症状

歩く足裏のアップ1-1.動きはじめに足裏が痛い

  • 朝の起床時、起き上がった瞬間に足裏が痛い
  • 座りっぱなしの状態からの立ち上がりに足裏が痛い
  • 歩き出しに足裏が痛い

というふうに動き始めからしばらくはズキッと痛みが走ります。これは使っていない時に冷えて固まった筋肉に突然刺激が入るため、温まってくるまでは痛むのです。

1-2.ずっと立っていると足裏が痛い

ずっと立っていると次第に足裏アーチも崩れてくるので、そのぶん足裏の筋肉が頑張らなくていけません。

普段から立っている事が多い人は立ちっぱなしが一番辛いので、靴の中にインソールを入れたり柔らかいスリッパを履いたりと工夫しているのではないでしょうか。

しかしそれでも痛みは治まらないので、どうしても痛くない方の足に体重を乗せてしまいます。ところがこれでは重心バランスが崩れるので、膝や腰の痛み・肩こりまで始まったり、足裏の痛みを長引かせる原因にもなってしまいます。

1-3.「歩く・走る」の衝撃で足裏が痛い

ジッとしている時や動き始めはそこまで痛くないけれど、歩いているうちに痛みが出てきたり、走ると痛いという人。これは足を着く衝撃で痛いのもありますが、その痛みの原因は衝撃を受け止める時の筋肉の負担や、足を蹴りだす動作を繰り返す事での筋疲労です。

よく靴の中敷きを入れている人を見かけますが、それでは良くならないことが多いのも現状です。なぜなら足裏アーチの崩れとは違う原因で足裏に負担が掛かっているから。それは歪みです。

体の歪み・重心バランスの崩れ・姿勢不良などがあると、お尻や体幹などの大きい筋肉が働きません。本来はそういう「体の幹」の部分によって体を動かす大きいパワーが生み出されますが、体幹が働かない以上は他の部分でそのパワーを生み出さなければなりません。

それで末端の小さい筋肉(足裏)に必要以上に負担が掛かるので、筋肉に微細損傷が発生し、痛みに繋がってしまうのです。

1-4.指を曲げると足裏が痛い

足裏の筋肉は指を曲げる時に働きます。

つま先をつかんで指を曲げながら抵抗を加えてみて下さい。この時に痛みが出るのも足底腱膜炎の症状です。

また階段をのぼる時にも足先をよく使うので痛みが強くなる人がいます。

1-5.寝ている時も足裏が痛い

寝ている時まで足裏が痛い人もいます。ジンジンと疼いたり足裏が熱を持ったような感じがしますが、これは日中動いている間の負担によって、筋肉やその付着部に炎症・損傷が起きているためです。

1-6.かかとが痛い

足底腱膜炎とはその字のごとく「足の底の腱膜が炎症」を起こしている状態です。「腱」とは筋肉の延長のことなので、「足底腱膜」とは足の裏の筋肉を包む膜だと思って下さい。

この足底腱膜は「つま先」から「かかと」まであり、足底アーチを支えたり、地面を踏みしめたりするのに頑張っています。つまり足の裏のどこにでも(主に土踏まず)痛みが出るおそれはありますが、一番出やすいのはカカトです。

それは「カカト」が足底腱膜の付着部であり、その負担を一番受けやすいから。コンセントでイメージしてみても「コードの根元」が一番負担が掛かって切れやすいので補強してありますよね。

かかとに痛みが出ている場合は足底腱膜炎である可能性が大きいでしょう。

2.なぜ足の裏が痛いのか?

原因を説明先ほども説明しましたが、足裏の筋肉や腱に負担が掛かり過ぎて微細損傷した結果、炎症を起こして痛みます。

立っている時、歩く時、走る時、常に足裏には体重が掛かっていて、その薄い筋肉や腱膜は荷重によって引き伸ばされながらも、それに耐える為に力が入りっぱなしです。

これでは筋肉が柔軟性を失って段々硬くなるので、傷付きやすくなります。また硬いという事は血流も悪くなり、老廃物は溜まりやすく栄養は行き届きにくい状態になります。

そしてこんなに足裏に負担を掛ける原因の一つは先に説明した通り、体の歪みや姿勢不良などでしたよね。詳しくは「どこにも載っていない足底腱膜炎の2つの原因と改善法」をご覧ください。治すためには原因から知っておく事は非常に有効です。

3.足裏の痛みを治す方法

足裏の痛みが足底腱膜炎であれば治らない症状ではありません。しかし我慢を続けると治りづらくなるのも事実‥。

プロは足底腱膜炎をこうして治す!根本治療のための5つの方法」にて当整体がいかにして足底腱膜炎を改善してきたかを紹介してありますので、色々やってみたけど足裏の痛みが治らない人や、何をしたら良いのか分からない人はぜひ参考にして下さいね。

4.足裏が痛い他の理由

足裏の痛みではその原因が足底腱膜炎ではなく「骨折・痛風・糖尿病」など他にある場合も考えられます。上記の6つの症状に当てはまらない人や、不安な人は一度病院を受診された方が安心ですよ。

そして足裏の痛みが足底腱膜炎であれば、根本原因を改善すれば早期回復もあり得ます。

この記事によってあなたが足裏に痛みのない生活を取り戻せる事を願っております。

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